2017年09月17日07:00
【コヴェナント公開記念】本気でまるごと『エイリアン』大特集!!
http://blog.livedoor.jp/okada_toshio/archives/51540225.html

【ニコ生】『岡田斗司夫ブロマガチャンネル』
今夜 20:00〜 #196 https://goo.gl/S5RPzu

今回は、『エイリアン: コヴェナント』公開記念として、岡田斗司夫が『エイリアン』を語り尽くします。

・ホラー映画としての『エイリアン』


『エイリアン』の監督リドリー・スコットは「自分の制作した以降、2)3)4)プロメテウスと4作品も制作されたが、
そのどれもが何一つ怖くなかった」と語っています。「オレが監督しないと、怖くないんだ」と。

「でも、僕が見る限り、今回のコヴェナントにも、1の怖さはない」と岡田は主張します。
『エイリアン』を映画館で見ている最中に、隣の席にいた友達が心臓発作を起こしたという体験をした岡田が
「恐怖の本質とは何なのか」を語ります。

・質としての『エイリアン』

エイリアンは、南カリフォルニア大学の学生だったダン・オバノンが企画し、一生懸命売り込んで、
制作が開始された映画です。

企画の内容もさることながら、時代も味方したため、あまりに有能なスタッフが集まり、
予算規模もあがってしまったのです。

その結果、監督ができるはずだったダン・オバノンに変わって、
リドリー・スコットが監督をすることになってしまいます。

最初は納得できなかったダン・オバノンですが、実際に制作が始まったら
自分の手に余る企画だったと納得し、協力することにしたとのことです。

それでも岡田は、『エイリアン』はダン・オバノンのものだったと主張します。
「映画は誰のものか?」という深いテーマを探ります。

・本日の課題図書
エイリアン特集にちなんで、『イギリス人はおかしい―日本人ハウスキーパーが見た階級社会の素顔 』
https://goo.gl/UsS5Xy を紹介します。

リドリー・スコット監督の家政婦を長年勤めた日本人が、日本人から見た監督の「イギリス人的変さ」を描いた一冊です。

・捨てられないシャツシリーズ 
『エイリアン』に登場する宇宙船『ノストロモ号』について語ります。