体育文化会館五輪強化拠点へ08/10 12:48nhk
東京オリンピックの正式種目に採用されたスポーツクライミングの強化センターに
鳥取県倉吉市の「体育文化会館」が全国で初めて認定されることになりました。
JOC・日本オリンピック委員会では3年後の東京オリンピックに向けて選手が
強化合宿などを行う施設を強化センターに認定しています。
東京オリンピックの正式種目に採用されたスポーツクライミングは、ボルダリング、
リード、スピードの3種目が行われますが、3種目の壁が設けられている施設は国内
にはほとんどありません。
鳥取県はスポーツクライミングの普及と振興を目的にリードの壁が設けられている
倉吉市の体育文化会館にボルダリングとスピードの壁を整備する予定で、
JOCの理事会はこのたび体育文化会館を強化センターに認定することを決めました。
ことし12月の施設の完成に合わせて正式に認可される予定で、スポーツクライミング
では全国初の認定施設になります。
JOC=日本オリンピック委員会のナショナルコーチを務める安井博志さんは
「強化センターへの認定は、オリンピックを目指す選手だけでなく、鳥取県の活性化に
とっても非常にいいことだ」と話していました。