『河北新報』２０２１年１０月２８日（木）朝刊

【七ヶ浜町・東北大学 災害対策を討論　防災シンポ】

　七ヶ浜町と東北大学は、防災に関するシンポジウムを同町の七ケ浜国際村で開いた。パネル討論には寺沢薫町長をはじめとする町幹部と東北大学の研究者ら１０人が参加し、災害対策などについて意見を交わした。シンポジウムは新型コロナウイルス感染防止のため、オンラインで配信された。

　東北大学理学研究科の岩崎俊樹（＊）特任教授は温暖化に伴う高潮や豪雨の発生に触れ、「強い勢力で北上する台風に伴う高潮に警戒を強めてほしい。短時間に強い雨が降るようにもなっており、内水氾濫への対策も強めてもらいたい」と述べた。
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（＊）仙台一高卒、東北大学 大学院理学研究科・理学部 地球物理学専攻名誉教授

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