愛知の公立高、2校受験は維持 試験は1回に削減
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65953620W0A101C2CN8000/

2020/11/6 21:20

愛知県の公立高校の受験制度の見直しを検討してきた有識者会議は6日、
一般入試で2校受験できる県独自の複合選抜制度を維持し、
現行2回の学力試験を1回に減らして合否を判断する仕組みに変更することを決めた。
2023年度入試から導入する。進路選択の幅を確保しつつ、
試験回数の削減で受験生と高校側の負担を減らす狙い。

(中略)高校のA・Bのグループ分けも当面は現行通りとする。会議の出席者からは、採点のばらつきを減らすため、試験問題に選択式の設問を増やすよう求める声も出ている。

(中略)受験生にとっては「より一発勝負になる」(県立高校教諭)が、試験回数の負担は減る。

このほか、一般入試とは別に実施される推薦入試とは異なる、各高校の特色を生かした新たな形式の選抜制度を設けることなども盛り込んだ。