厚木高校の校長インタビューで「地方の国公立大にも、もっと生徒に目を向けさせたい」とあってぞっとした。
いやいや、地方の、島根大とか、長崎県立大とかよりも、早稲田大や慶應大のほうが、ずっっと将来の視野を広げられるし、
刺激も多いし、通学も楽でない?もっといえば、島根大や長崎県立大よりも、明治大とか立教大とかのMARCHのほうが就職は良い。

だから、厚木高校の校長先生は、自校の現状を把握していれば「もっと早稲田や慶應も増やしたい」と言えば良かった。でも言えない。
国公立大至上主義が蔓延しているから。

川和高校というのは不思議で、この伝染病が伝播されない地域らしい。地域の所得層が高くて、教育熱心な地域だから、みんな事実を知っているんだよ。
先生も地域も生徒も保護者も、頭がいいから、だまされない。超合理的な判断が、川和高校にいけばできる。
「川和高校が国公立大に弱い」なんて思っているヤツ、大丈夫? 地元の名門国立大、横浜国立大の合格34名は全国2位。東工大や一橋大の合格も全県屈指。
100人超えが国公立大に進学している。ただ、ヘンテコな国公立至上主義には陥らない。良い国立大に進学できそうにないなら、難関私大に切り替える。