@ 公立中学→公立・私立高校→大学
A 併設附属中学(→附属高校)→大学
B 私立中学(→私立高校)→大学

@は、国立大学の附属中学・高校を含めたルートです。Aはエスカレーター校でBは6年一貫校の進学校のルートです。

で、将来の「大学」をどうするかの設計図から、どの道に進むかをきめましょう、という話から入ったわけです。

実は、とくに大阪などは@のルートはけっこう大学への図太いルートでした。30年以上前は「定番」といっていいでしょう。各学区の1番手校はもちろん、3番手校くらいまででも国公立大学をふつうにねらえていました。
ところが京都と兵庫県の一部は違いました。総合選抜制度の良いところはこの際抜きにして、その制度を嫌った人々が私立中学入試に力を入れていたのです。
京都・兵庫と大阪の「私立中学受験」に関する微妙な「温度差」の原因はここにあり、現在でもその影響が各学校のあり方に残っています。



大阪の三番手というのは北野豊中池田のことね
大阪公立全盛期は豊中と長田でほぼ同レベルだった