一橋が東大と併願可能にすることは無いだろう。
東大京大W受験が可能な時期が一時あった。当初は東大と一橋が併願可能な案(文部省
と国立大学協会の多数が支持)が優勢だったが、一橋(特にOBの如水会)がゴネにゴネて阻止した。
当時の一橋学長は国立大学協会の副会長であり、立場上、協会と如水会の板挟みにあい、心筋梗塞で無くなってしまった。
この煽りで京大が東大と別日程となる案が通り、W受験可となりW合格の大多数が東大を選択した京大は面子を潰した。
東大以外は結局何人水増し合格者を出せば良いか読めなくなり大混乱となり、僅か数年でこの制度は崩壊した。
前期・後期受験は後期定員枠を大幅に減らして存続はしたものの後期は前期不合格者の敗者復活戦となっているため別制度と見て良い。
現在一橋の経済学部後期は実質東大前期不合格者(理系も含む)の敗者復活戦の体をなしている。一橋の強かな存続戦略の顕われである。
そもそもこの学校は明治の終り頃東大と合併する話を蹴って独自で商科大学になった位、東大に対抗意識を持っている。
校舎も東大のゴシック様式に対抗してわざわざロマネスク様式を採用している。