公立中学のカリキュラムは元々大学受験に適合したものではない。

これが公立中学の役割だ。by文部科学省

義務教育の目的
 義務教育は,国民が共通に身に付けるべき公教育の基礎的部分を,だれもが等しく享受し得るように制度的に保障するものである。
 
 義務教育は欧米の発想で,教育が庶民にまで行きわたっていなかった時代に,国の力でどの子どもも学校に行くことを保障しようというもの。
社会が豊かになった現在,その概念を考え直すことが必要だが,その際も,1国家・社会の構成員としてふさわしい最低限の基盤となる資質の育成(社会の統一性・水準維持),
2国民の教育を受ける権利(学習する権利)の(最小限の)社会的保障という2つの目的は維持されるべき。