私学の県立移管は、県内私立高校についても将来的課題としての公私間定員比率の見直しと合わせて検討されるべきでしょう。
たとえば、私立武蔵越生高校は県立越生よりも開校は古く立地もよいです。施設も立派です。かつての校名は越生高校(私立)でした。
立地がよいと行っても越生線の末端なのでやはり募集困難で、県立私立ともども同様の学校が域内に多く、
越生線沿線では既に県立毛呂山が廃校になり鶴ヶ島が再編新校、周辺で玉川工業が廃校、
域内に生徒募集困難な学校が多く、都心回帰と少子高齢化のなか将来が危ぶまれます。
果たして埼玉県に私立高校の定員比率は35%も必要なのでしょうか。私学には過剰なほどの予算も使われていますが、
県内公立中学生の殆どは県公立を第一志望にしています。