埼玉県と千葉県に続き、東京都と神奈川県の2018年度(平成30年度)中学入学試験(入試)が解禁された。
首都圏の中学受験シーズンはピークを迎え、多くの学校は2月上旬から中旬にかけて合格発表を実施する。
受験生や未来の受験生に向け、入試当日から解答速報を行う中学受験塾や最終出願倍率を紹介する。
四谷大塚は特設ページ「2018年度入試 中学入試解答速報」で解答速報を掲載中。
2月1日実施校のうち、問題と解答が公開される予定の学校は
開成、麻布、駒場東邦、武蔵、桜蔭、雙葉、女子学院、海城、渋谷教育学園渋谷、フェリス女学院。
2月2日以降も、早稲田、早稲田実業中等部、栄光、聖光、豊島岡女子、浅野、慶應義塾中等部などの
算数および理科について、問題と解答速報を掲載する予定。
首都圏模試センターは「2018年度 出願倍率速報」で都道府県、共学区分などによる学校別出願倍率速報を公開している。
日能研も同様に、各校の志願倍率を更新中。
2018年1月31日午後5時時点における出願状況(志願状況)と倍率は、
開成4.1倍、麻布3.1倍、武蔵3.4倍、駒場東邦2.1倍、桜蔭2.3倍、雙葉3.1倍、女子学院3.2倍、豊島岡女子(2/2)6.8倍など。
2018年度の首都圏中学入試の傾向について、SAPIX(サピックス)小学部 教育情報センター本部長は
「志願者数の増加が予想される学校は大きく2種類あり、1つが大学附属校で、2つは結果を出している進学校です。
以前より大学附属校人気は注目されていますが、今後さらにその傾向が強まっていくと予想しています」とコメント。
リセマムの特集「中学受験2018」で、結果を出している進学校情報などについて分析している。
東京都生活文化局は平成30年2月1日、都内私立中学校の平成30年度第2次募集の実施校一覧を発表した。
1月22日時点での情報をもとにした第2次募集を実施する学校は、男子校1校、女子校17校、男女校13校の計31校。
都内私立中学校の平成30年度第2次募集の状況は、東京私立中学高等学校協会による1月22日時点での調査をもとに、東京都が取りまとめた。
第2次募集を実施する学校は、男子校がサレジオのみ1校。    
女子校は神田女学園、東京家政学院、淑徳SC中等部、小野学園女子、トキワ松学園、富士見丘、藤村女子など17校。
男女校は目白研心、貞静学園、東邦音楽大学附属東邦、上野学園、帝京八王子、和光など13校。