経済学者シュンペーターによると景気のドン底で社会全体にイノベーションが起こる。橋や道路などの建設系が主要インフラで家電品や車の製造業が主要産業であるような20世紀的経済(トフラーのいう第二の波)からリーマンショックあたりで情報通信系が主要インフラで流通業が主要産業であるような21世紀的経済(第三の波)への転換があった。ソフトバンク孫正義やユニクロ柳井正がゼロ年代はまだ「イキの良いルーキー」って感じだったのが東北震災あたりから「経済界のボス」に成っていった。我が群馬県なんか一番その流れに適応してるんじゃないか。ワークマンとカインズがベイシアグループの傘下ってことは群馬以外の人はあんまり意識してないが、去年売上一兆円で急浮上して、もう無視できなくなった。日本資本主義の父・渋沢栄一が大河ドラマの主題になって、彼の故郷・埼玉県深谷市は方言も群馬弁に近く、ベイシアグループ創業者の土屋さんもあそこの生まれ。息子のカインズ会長はマエタカ出身らしいし、もうグンマー最高!