干し柿やメープルシロップなど、加工食品製造事業の「オーナー」を募り、
多額の現金を集めた通信販売会社「ケフィア事業振興会」(東京都千代田区)が
多くの契約者に対する支払いを滞らせていることが16日
契約者や弁護士への取材で分かった。
弁護士らによると、滞納額は判明しているだけで計約50億円に上る。

ケフィアが契約者に送った資料によると昨年7月までの1年間の売上高は約1千億円。
東京商工リサーチによると、ほとんどはオーナー制度による出資とみられ
大規模な消費者被害になる恐れがあると指摘している。