車折神社【くるまざきじんじゃ】

祭神は清原頼業。平安末期に大外記として朝廷に仕えた能吏であった。その死後、清原氏の所領(現在の社地)に廟が建てられていたが、時代が下り、後嵯峨天皇の大堰川遊幸の際にこの廟前で突然牛車が止まって轅(ながえ:牛車の前につけられた2本の長い棒)が折れてしまったため“車折大明神”の神号を賜り、崇敬を集めるようになったとされる。