進化した禍津日神。人型の大禍津日神と、蛇型の八十禍津日神の二柱からなる神。
それぞれが別の神であるが、同一の存在であるとされている。
ただし本来はさらに数多くの神の集合体であり、彼が元々何という名前の神だったか不明であり、世界各地で呼ばれている名前もその地域によって異なっている。
厄除けの神とされているが、その実、世界に災厄をもたらしてきた。
他の神を取り込む事で全知全能の神へと進化していると言われ、特異点と呼ばれる陰陽師の力を手に入れようと黄泉で待っていた。
万物の調整者を自称するものの、それが本当なのか定かではなく、一説には世界が崩壊する様を見て楽しんでいるだけとも言われている。
かつて伊邪那岐と伊邪那美の不和を引き起こした。

「世界を掌中に収め、万物を我が手に。これで万民は幸福となる。それで良い」