八桙神社(やほこじんじゃ)は、徳島県阿南市長生町に鎮座する神社である。

『古事記』にまつわる大国主命を祀った延喜式内社で、大己貴命立像や男神立像などは国の重要文化財に指定されている。中でも神社が所有する1163年(長寛元年)の紙本墨書『二品家政所下文』(にほんけまんどころくだしぶみ、重文)は、徳島県に現存する最古の文書といわれている。2022年3月27日、これら文化財を保管する収蔵庫の完成神事が行なわれた。

1991年(平成3年)、徳仁天皇の行幸を受けた。