嗚呼 渾てを愁いて天へ昇り行く 龍の面影は彼の蛟龍の儘
微笑に宿した引き留む想いを 掻き消す雨風躊躇いは偽薬
幽遠の裁きの下に 滅び逝く我らを救う者
永久に行き帰す 人の過ちの潮 贖
其れすらも被せて殉ふ浄潔は
責めて餞の印纏いし
巫の衣を染める光よ