神輿が初めて世にお目見えしたのは、天平勝宝元年。東大寺の大仏建造にあたり、大分県にある宇佐八幡の八幡神を勧請する際、聖武天皇の紫色の「鳳輦(ほうれん)」を用いたのが起源だそう。平安時代に入ると、京都を中心に疫病や怨霊をはらう御霊信仰が盛んになり、御旅所へ神輿の巡幸が行われるように。これが神輿祭のはじまりとのことです。