昌彦語る

昔話ばかり話すようになったら、そいつはもう終わってる
そう思っていいだろう
俺は常に新しい自分を作り上げてきた
時代によって別人のように成長してきたからな
同じものを求める連中にとっては、俺は全く理解出来なかった事だろう
そんな頭の悪い読者は置いてきぼりにして、俺はこれからも進化を遂げていくつもり

ハレルヤ!

そう言うと昌彦はタバコに火を点け深く吸うと、遠い目をして空を見上げた