竹野屋旅館は出雲大社の鳥居から100メートルほどの参道にあり、開業以来140年になる。竹内まりやの実家としても知られる老舗で、土日はなかなか予約が取れないといわれてきた。

 皇族が利用されたこともある格式の高い旅館で、沢田研二と田中裕子が披露宴を行ったことも。まりやの父の代までは経営は順調だったが、長男(まりやの兄)が5代目を継いでから、転落が始まったという。