ガチの心霊現象
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2年間心霊スポット回ってきて起こったガチの心霊現象あげてく まずことの発端は今から2年前の中学2年春ぐらい、俺は深夜にネットサーフィンをするのが大好きで、よくYouTubeで自分好みの動画を漁っていた。
その日ははじ○しゃちょーの心霊スポットどうでしょうの動画を過去から見返していた。
普段特別はじ○しゃちょーをみているわけではないのだが、はじ○しゃちょーの心霊スポットどうでしょうが昔から大好きだった。
同じ動画何回見ても飽きないのである。
しかし今まで心霊スポットに行ってみようという気は全く起きなかった。
というのも、自分の住んでいた地域は名古屋付近で、どうせこんなところの近くに心霊スポットなんてないだろと思い込んでいたからである。 しかしその日は調べるだけ調べてみようと思い、周りの心霊スポットを調べてみることにしたのだった。
「ある…w」
めっちゃあった。
どうやら都会=心霊スポット無しの偏見は間違っていたらしい。
でも都会の心霊スポットはあまり自分の興味がそそられるものではなかったので名古屋からは結構離れてはいたが「Jの家」という心霊スポットに行ってみることにした。 そこはなんでも昔その家の主人が銃○されているところを妻が発見し事件となったが、それは実は夫の自○で、それを妻らが他○に見せかけて保険金を騙し取ろうとしたという曰くがあった。 次の日学校に登校するなり、「心霊スポット行かねー?」という王道の発言により3人の友達、MとKとSが来てくれることになった。
これが生涯一生の友達になるであろうきっかけになった。
ふと思うことがあるが、心霊スポットがなかったらこの出会いもなかったわけで、度々心霊スポットやはじ○しゃちょーに感謝している。
そんなこんなで夏休みにJの家凸を計画し、凸することになった。 しかしよくある話のようにはうまくいかず、残念なことに友達のは夜間の外出が制限されている人が大半だったので真昼間に行くことになり、そこそこ楽しかったが怖いという感情も特になく、何も起こらずに終わった。
が、この場所も後にしっかり心霊現象が起きる現場となる。
そんなこんなで心霊スポット攻めまくるやばい集団が完成したわけでそれからというもの廃墟の温泉街だったりA県最恐のトンネルだったりいかにも何か出そうな廃校を攻めたわけだが特に何も起こらなかった。
俺は実は完全に幽霊を信じているわけではなく半信半疑な感じだったのでまぁこんなものかと思っており、「俺らの目的は幽霊の存在を確かめること」と目標を掲げて心霊スポットに凸しまくるようになるのであった。 前置きが長くなったがここからはその凸した心霊スポットの中でも心霊現象が起こったものを挙げていこうと思う。 【1つ目 Kハウス】
クリスマスも近づいてきてテンションがあがっていた俺は、夜にG県最恐とも言われるKハウスに出向くことにした。
そこは昔温泉だったらしいが、食中毒事件や爆発事故で客足が遠のき、オーナーが首吊り自殺をしたという曰くがあった。 そこには俺とMとKとSとHの5人で行くつもりだったのだが、Mは風邪をひき、Kは家庭の事情で外出できなくなり、Sは実家に帰省する日と被ってしまったため、俺とHの2人で行くことになった。(Hは3回目の心霊スポット巡りのA県最恐トンネルの時に参加してから仲良くなった友達。)
KハウスはG県とA県のちょうど間の道の山道にあるため近くの駅で降りて歩いて目的地まで向かう。 その頃俺は心霊チャネルを自分で立ち上げて運営していたため動画を撮りながら道を歩いていく。 俺「今回はこんなところまでやってきてしまいましたー!!今回行くのはG県最恐とも言われているKハウスです!」
H「そこは元々お店だったの?」
俺「あそこはお店…というか温泉とかがある複合施設だったのかな?」
俺「うわわわ!なんだこれ!道ねーじゃねーかww」 道を進んでいくと途中のトンネルで歩道が潰されており、車に轢かれそうになりながらダッシュでトンネルを抜けて信号を通り過ぎしばらく歩いているとKハウスが見えてきた。 俺「うわ!見えてきた!やっばあああ!!」
H「これ普通に過去最恐だぞw」
俺「これ雰囲気やばすぎっしょ!」
山の日が落ちるのは早い。電車を1本乗り過ごしたことによってもうほとんど日は落ち、暖色系の電灯が不気味に照らすその廃屋は今まで恐怖をもろともしない俺たちに少し恐怖心を与え、俺は内心「今からこれに入るのか…」と頭の片隅で思っていた。
Hも心なしか口数が減っていたようにも思え、「大丈夫だ。生きてる俺らの方が強ぇから。」と謎にカッコつけて俺は用意していた懐中電灯を取り出して中へと入っていった。
中はめちゃめちゃに荒れておりまた長い年月が経っているためかかなり崩落していて危険だった。 崩落しているため進むのが難しく、Kハウスで一番怖いとされているトイレに一番最初に辿り着いてしまい、美味しいものは最後に取っておきたい思考の俺は少しがっかりしつつもここに戻って来れる保証がなかったためトイレに凸した。
俺「うわーやべぇな。」
H「これ背後怖いねw」
俺「怖いこと言うなよな〜w」
俺「誰だここに絵の具ぶちまけたの!!ここは図工室じゃないんだぞw!!」
H「図工室でも絵の具ぶちまけたら怒られるわww!」
壁の落書きに文句をつけながらトイレを見回すが、特に霊はいない。
俺「なんだよ!なんもいねーじゃーんw」 とお決まりのセリフを吐いて死亡フラグを立ててみるが何も起きない。
G県最恐に拍子抜けしながらもトイレを後にし次のお目当てであった温泉を目指す。
その時、
バキッ…メキメキ…
背後の方で音が鳴った。
咄嗟に振り向くが何もいない。
俺「今なんか鳴ったよな?」
H「僕も聞いたわ。」
俺「誰か居ますかああああ?」
俺「まっくろくろすけ出ておいで〜w!」
返事があることはなかった。
まぁでもこれは廃墟あるあるなのだが、老朽化した建物がバキメキ言うのは珍しくないので正直これを心霊現象と言えるかどうかは微妙である。 音を無視して温泉を目指して廃屋を徘徊する。
途中やべぇ穴や、やべぇ耐久性の床に警戒しつつやっとこさ温泉があるであろうフロアにたどり着いた。
が、そこは天井が落ち、瓦礫だらけでより進むのが困難だった。
その奥に温泉に通じるであろう入り口を見つけた。
俺「お、あれじゃね?」
H「瓦礫やばいな…」
俺「まぁ行けるっしょ。俺が歩いてきたところ辿って着いてきてくれ。」
俺「うっわ!このネクタイ趣味悪ーw!絶対これ893のやつだろw!」
落ちてる瓦礫やゴミにいちいち評価をつけながら進んでいくと中腹あたりに朽ち果てて落ちている扉があった。
今この扉を見たなら間違いなく頭に浮かぶのはすずめの戸締りの「後戸」であると思うがすずめの戸締りの上映が始まったのは今から役1年後である。
そのためこの朽ち果てたドアの評価は「どこでもドアの成れの果て」になった。
瓦礫を掻い潜りやっとの思い出温泉の前までたどり着くことができた。
俺「やっと温泉ついたな。」
H「これ帰るのも大変そうだなあ」
俺「さっきのどこでもドア使えないかな?」
と冗談を飛ばしながら温泉に通じるドアを開けようとしたその時だった。 俺「うわっ!!!?待って待って!」
咄嗟に上を見た。配管のようなものから何やら水滴が漏れている。その水滴がちょうどドアを開けようとした手に落ちてきたのだった。
俺「うっわーマジビビったわw!ピンポイントすぎだろww」
H「急にでかい声だしたからびっくりしたわw」
そのまま温泉を見て周り、奥の階段を登ろうとしたが屋根が落ちてきてしまっており1人ならまだしも下手に動いてHを巻き込んだりでもしたら大変だと判断し、屋根にぶつくさ文句を言いながら温泉のフロアを見回った。
幸いなことに温泉の横に一本道の廊下があり、さっきの瓦礫エリアを通ることなく戻り、少し迷いながらも入ったところとは別の場所から脱出して帰路についた。
俺「なんだよーwやっぱなんもないじゃんw!」
H「でも今回は他とは別格だったね」
俺「まぁ夜だし廃墟だからなー」
そんなことを言いながらHとは自分たちの家の近くの駅で別れてそれぞれ家に帰った。
その夜は元々行く予定だったM、SとHの3人と通話しながら俺は今日撮ってきたばかりの映像を編集し始めた。(ちなみにKは滅多に通話はしない) M「で、どうだった?」
俺「いやー結構雰囲気あって怖かったぞ。でも物理的に怖かったわーw」
M「マジかよおー俺も行きたかったわ…」
俺「なんか屋根落ちてきてて3階行ってないんだよなー。今度リベンジしたいからその時は一緒に行こうぜ!早く風邪治して元気になれよー!」
S「んで幽霊はいたん?」
H「いやーなんかパキパキはなってたんだけど…」
俺「まぁいるかって言われたら微妙だな…」
そんなふうに話しながら映像の編集は、俺が落ちてきた水滴にビビってるとこに差し掛かり、通話はその話で盛り上がっていた。
俺「いやさーマジ手にピンポイントで当たるもんだから流石にびっくりしたわw」
M「まじ?そりゃビビるわw」
俺「映像見るw?俺マジで漁ってるでww」
S「マジかw見たいわ送ってくれ!」
一度編集を中断し、そこの部分だけ切り取って動画を保存しようとそこだけ映像を見返してみる。動画の中では俺が「うわっ!!!?待って待って!」と叫んでいる。
「待って待って」俺の声とほぼ同時に何か聞こえた。 すると近づくにつれて目の前に素っ裸の女が立っているのが見えてきて目を疑った
友達も気づいて驚いて顔を見合わせた
なぜか女に気づかれてはいけない気になって二人で黙って後退りする形になったが
数秒後女が顔を見上げて近づいてきた
胸を揺らしながら早歩きで近づいて来る様はえろいどころか恐怖で小便チビりそうになった 「待ってる…」
それははっきり聞こえた。PCにヘッドホンを接続し音量を上げた。
聞こえる。
その声は男か女かははっきりとはわからないが多分女であろう声で抑揚のないミッ○ーマウスのような声だった。
普通ならこれはやばいとなり動画を消して震えながら夜を過ごすところだと思うのだが、ここはさすが恐怖をもろともしないメンバーだ。
俺「うっわああ!!やっばいww!!変な声入ってるで!!」
H「マジ?どこらへん?」
M「マジかよ!早く送ってくれ!」
S「なんて言ってるん?」
俺「待ってるってww俺今から行ってこようかなwww」
アホである。
その後は動画を共有して盛り上がり、別の友達にやべぇの撮れた!と動画を送りつけたりして盛り上がる意味で眠れない夜を過ごすのだった。 【2つ目 Jの家】
クリスマスが過ぎ、冬休みに入り俺たちはそれぞれ大晦日、お正月を過ごして冬休みもそろそろ終わろうであろう頃、心霊スポットをまわるメンバーは最初のメンバーからだいぶ増えており10人ほどになっていた。
そこで俺は最初にMとKとSで行ったJの家に再び行こうと計画し、新メンバーを含めた7人で行ってみることにした。 ただ俺らは1度行っていてただ探索するだけでは面白みに欠けるところがあったので、Jの家の中で1人かくれんぼのようなものをすることにした。
ただでさえも霊を呼び寄せる降霊術を心霊スポットでやるという動画的にも美味しいネタになると考え早速必要なものを揃えて出発した。
ちなみに1人かくれんぼのようなものとは正式には「花子さんと太郎くん」というもので、これもはじ○しゃちょーがやっているのを参考にした。
詳細は載せておきます。 【花子さんと太郎くん】
1. 一枚の紙から人形を二枚作って名前を付ける(太郎と花子とあるが名前は何でもいいらしい)。
2. 男役の人形(以下太郎)には青く塗潰した丸、女役の人形(以下花子)には赤く塗潰した丸を顔に描く。
3. 身代り用の人形を作る(何枚作ってもいいがなるべく形を統一させる事)。
4. 身代り用の人形に爪や髪の毛など自分の身体の一部を付ける(血が身代り効果が一番高い)。
5. 花子を家の角の部屋におき、太郎と離す。
6. 太郎の首に赤い線を引き、その線に沿って用意していた刃物で首を切る。
7. 首を切った太郎を花子の所に持って行く。
8. 花子に「太郎君は私が殺しました。私が憎いですか?憎いのなら私を捜してください。今から〇〇分(時間でも可)後にこの家のどこかに隠れます。日の出までに見つけだせたらあなたの勝ちです。見つけ出せなかったなら私はあなたも殺します」と言う。
9. 太郎を切った刃物を花子の上に置いて宣言した時間以内に身代りの人形をそれぞれの場所に隠し自分も隠れる。
10. 指定した時間になるまで隠れ続ける。この時に絶対に寝てはいけない。 Jの家に着いた俺らはグッとパーで2チームに別れ、前班と後班で攻めた後に全員で入って花子さんと太郎くんをはじめた。
途中自分の髪を貼るためのテープを忘れるというアクシデントに見舞われたが、紙人形を入れていた箱を閉じていたテープを使えばいいというKの天才的アイディアによってなんとか花子の紙人形に宣言するところまできた。
当然かくれんぼ開始宣言は俺が言うことになり、カメラを花子の紙人形に向けながら宣言を開始した。 俺「あなたの大好きな太郎くんは僕が殺しました。憎いですかwww??今から30分間僕はこの家ののどこかに隠れます。それまでに、隠れ、、見つけられなければ…僕の勝ちです。」 途中セリフ忘れかけたが大体同じようなことを言って全員で2階のクローゼットに向かう。
クローゼットに7人も隠れるとなると結構狭く、音を立てないようにしようとしていた。
が、普通に話すやつ、ゲームし始めるやつ、クラッカーを爆破未遂するやつ。
俺らに緊張感なんてものはなかった。
しかし次の一言で事態が急変することになる。
H「あれ。Kが居なくない?」
Kがいなかった。
しかしかくれんぼは始まってしまっていたため下手に動くこともできない。
携帯で連絡を取ろうにも通知が鳴るとまずいと思い使えない。
俺らはそのまま30分間クローゼットに隠れることにした。 少し経つとなにやら下の方から音がする。
ぎぃ…ぎぃ…ぎぃ…
直感的に階段を登ってくる音だと分かった。
俺「なんか来たああああ!!!!↑↑(小声)」
M「これマジか?マジかよ?!(小声)」
K「お前らマジ静かにしろってやべぇって!」
何か得体の知れないものに他の友達はさておき俺は超絶テンションが上がった。
そしてそのナニカはまっすぐこっちに向かってきてクローゼットの扉をゆっくりと開いた。 身構える俺。
目の前にはKがいた。
K「あとどんくらい?」
俺「うおおおおK君かよおおおw」
M「びっくりしたわwww」
俺「マジ何やってんだよwwwww」
S「どこにおったん?!?」
K「え、1階で佇んでたwwwww」
みんな「wwwwwwwwwwwwwwww」
そのまま何事もなくかくれんぼは終わり、なんかキモかったのでJの家の玄関に置いてあった壺?みたいなやつの中に紙人形押し込んで帰路についた。
紙人形放置してきたので多分今でもJの家の壺の中にありますwwww。 でもやっぱり問題は撮った動画で、例の花子の紙人形に俺が宣言するところだった。
あなたの大好きな太郎くんは太郎君は僕が殺しました。憎いですかwww??今から30分間僕はこの家ののどこかに隠れます。それまでに、か、、見つけられなければ…
それまで俺が言った時、どう文字で表せばいいかわからないが、なんとも形容し難い音?声?がした。無理やり文字に起こすなら、
ひゃひゃひゃひゃひゃあひゃひゃふひゃひゃひゃひゃひひゃ
といった感じだろうか。声とするなら多分女だろう。当然これを発見しテンションぶち上げマックスになってしまった俺は、友達に動画を送りまくり、この時に変な声を出した者がいないかを聞いたがもちろん誰も声を出していないし、到底人間の出せる声とは思えない。
その後も特に霊障が起こることもなくKハウスの時の動画と並べて家宝にするのだった。 するとどうだろう
歩いてくる女の股から何かがポトポト落ちている
信じられないことに何と女は糞を垂らしながら歩いているのだ
俺たちは絶叫してその場から一目散に逃げ出した
だが辺りは暗く道という道もなく
俺は木の根っこにつまづいて激しく転んでしまった
痛みでのたうち回っていると女が俺に追い付き顔を覗き込んできた
殺されると思った
だが女は俺の顔に股がり糞を垂れただけだった 見てくれてる人いて嬉しいです!
もーちょいしたら続き投下していきます。あともう2つだけ話あります。 【3つ目 M寮】
名古屋のはずれにM寮という心霊スポットを見つけた俺たちは、電車ですぐ行けるということもあり心霊スポットをまわりはじめてちょうど1年が経つ8月の中旬くらいに行く計画を立てた。
何でもそこは正体不明の霊が徘徊しているらしく、写真も見たが大きな建物にまとわりつくように絡みついた蔦が何とも言えない不気味さを醸し出しおり、昼間でもかなり不気味に感じさせる。 M寮凸の日の前にサメのショルダーバッグを購入してもはやお馴染みのメンツであるM、K、S、Hともう1人YとM寮へ向かった。
Yはどちらかと言えば心霊系は苦手らしいのだが、大人数だったことより一緒に行きたいとのことでついてきたのだった。
駅から歩くこと数十分、M寮が見えてきた。 俺「お!あれじゃないか?」
M「うわでけぇ!」
S「草がやばそうだな…」
それぞれM良に感想をつけながらM寮に近づく。
ちなみに俺は道路を渡る際に車に気づかず轢かれそうになったが何とか耐えた。
俺「あ、あっぶねぇぇぇ…」
K「大丈夫か?」
俺「大丈夫だけどM寮に入るとこばっちり見られたな…w通報されねぇといいけど…」 そんなこんなしてたがM寮の入り口までたどり着いた。
そこはかなり不法投棄がされておりあちらこちらに冷蔵庫やら洗濯機やらめちゃめちゃに捨てられていた。
そのせいかM寮の周りには「立ち入り禁止」よりも「不法投棄禁止」の看板の主張の方が激しかった。 M「うわああああ!!ここめっちゃ蚊がいる!!!」
H「うわっほんとだ」
M「もうめっちゃ刺されたわ…」
俺「マジ?俺全然何ともないけどなぁ…」
どうでもいいがMはいつもすごく蚊に刺されていた。
対して俺は何故か蚊に全く狙われない。
用意周到なSが虫除けスプレーをMに噴射していざ入るかと言う時、暑すぎて頭でもおかしくなったのか、俺は「せっかくこんなでかいんだから2チームに別れて行こうぜ」というキ○ガイマックスな提案をし、この蚊がたくさん徘徊している空間に幽閉されるという地獄みたいな選択をしたのだった。 ここから2チームに別れて探索を進めていくのだが、正直ここはあまり何もなかったので省略する。
あったことといえば中にあった壊れたギターでいきなり演奏しはじめたり、スズメバチの巣を発見したくらいだった。
書き忘れていたがM寮は2つの建物に分かれており、1つ目の建物をチームに別れて探索し、2つ目の建物はみんなで行こうということになっていた。
何事もなく1つ目の建物の探索を終えて、1つ目の建物から繋がる渡り廊下のようなところを通り2つ目の建物へと入っていく。
この時俺は2つ目の建物に入り何となく窓から1つ目の建物をチラ見すると2階に人影のようなものが見えた気がした。 俺「おいなんか今あっちの建物の2階に誰か居たくね?」
M「まじ?」
みんなして建物を凝視するが何もいない。
S「見間違えじゃね?」
俺「あれーなんか2人くらいいたように見えたけどなぁ」
この変な2人組騒動は俺の見間違いということに収まり探索を続けることにした。
ぶっちゃけこれは俺の見間違いかも知れないので確実生には欠けるものがあるだろう。 建物は4階建てで1フロア1フロア見て行くことにし、3階を探索していた時、事は起こった。
寮ということもあり、部屋はたくさんあったがどこも同じような作りで残っているもの少なくこれが4階もあると流石に飽きてくる。
3階の時点で俺らは飽きており一応部屋は全部見ていったが3階にもなるとちょっと覗いてすぐ次の部屋へ行っていた。
しかし4つ目くらいの部屋を、開けるとカーテンがあった。
今までの部屋は全くカーテンがなかったので「おーカーテンあるな」くらいに思っていると突然カーテンがハタハタとはためき出した。 俺「うわっめっちゃカーテン靡いてるじゃんwww!」
俺「そのカーテンに逆らって行くううwww!」
俺「ライダー!キィィック!!!」
面白半分に揺れているカーテンに飛び蹴りをかました。
その時だった。 キャァァァァァァァァァァァァァァ!!!!
凄まじい声がした。
そこの部屋にいた俺とM、もちろん部屋の外にいたみんなにも聞こえていた。
俺「うわっびっくひしたw!」
俺「おいーw誰だよ今のーw!」
M「え…?今の何の音…?声?」
K「え?知らないぞ?」
俺「え?」
S「お前らだろ?今のキャァァァっての」
俺「いや違う違う。」
M「いやちゃうてちゃうて。」
K「俺じゃないよ?」
俺「え?え?は?」
M「え?」
俺「え?」 俺「誰か叫んだり物音立てたりした?」
H「なんか声は聞こえたよ…」
S「キャァァァっ言ったよな?」
M「え?」
Y「これガチ…?」
その場にいた全員がパニクり出してお互い異音を発していない説明をし始める。
俺とMは部屋の中におり、HとYは隣の部屋の引き出しを開けようとしていて、Kと Sは部屋の入り口近くの廊下でにゃんこ大戦争をしていた。
それぞれお互い声を発していないことを確信しているし、そもそもここへは男6人できておりよくよく考えればそんな高い声を出せる者などいなかったのだ。 K「え?これガチじゃね?」
S「まってこれどゆことや?」
M「いやなんか俺君がカーテンに向かってライダーキィィックとか言って蹴ったら…」
俺「キャァァァって言ったんだよ」
M「これ多分ガチのやつだわヤバイわ」
Y「これマジでヤバイって…」
K「やばいやばいやばい」
俺「みんな落ち着け。これは真面目にやばいいし危険かもしれない。だから危険を顧みずいきたいと思いますww!」
部屋に再突撃する俺。
もう一回飛び蹴りをカーテンにお見舞いしてやった。
マジでアホである。 俺「もう一発喰らええええ!」
しかし再び叫び声が聞こえることはなかった。
結局屋上まで探索を終え、全員でその部屋で記念撮影して帰ることになった。
ちなみにその写真には特に何も写らなかった。
いつか夜に再突撃してやろうと言っていたM寮だったが、最近解体されてしまったらしくことの真相を確かめることはできなくなってしまった。(2023年9月現在1つ目の建物は残っているようだ)
幽霊の声をこれほどまでにはっきり聞いたのは今現在に至るまでこれが一番はっきり聞こえた。
その場にいる全員にも聞こえたし動画も撮っていてその動画にも声は入っていた。
家宝がまた一つ増えました。 あと一つ話あります!
ちょっと作業終わったら投下したいと思います。
度々出てくる神出鬼没の変態全裸女怖すぎ笑笑 続き投下していきます!
【4つ目 H病院】
M寮からさらに一年後、高校生になりそれぞれ別々の高校に進学した俺らだったが、仲の良さは中学生のままで度々みんなで出かけたり心スポに行ったりと中学生からの仲は変わっていなかった。
中学卒業旅行に普通なら某夢の国とかに行くと思うのだが俺らは相変わらず心スポ好きで、卒業旅行にはT県にあるT鉱泉に行ったりしていた。
そこは過去に失踪事件も起きていてかなり怖かったが特段これと言った心霊現象は起きなかった。
その時一緒に旅行に行ったメンツであるM、K、S、H、Aと夏休みにN県にあるH病院に行くことにした。
ちなみにAは中3の時に同じクラスになりたまに一緒に遊んだりしておりすぐにうちけて仲良くなった。
性格はスマブラが大好きなスマブラの化身である。 俺は心スポに行き始めたくらいのタイミングで心霊スポットのオープンチャットに入っており、夏にH病院に行く旨をオプチャに送るとN県住みのNさんも同行したいとのことだったので、一緒に行くことにした。
Nさんは俺らよりも2歳年上で以前H病院にも行ったことがあったそうでとても心強かった。
そんなこんなで「心霊をもろともしないメンバー」は夏休みにH病院へと旅立った。
名古屋から夜行バスに揺られ電車に揺られH病院があるI市に到着した。
ちなみに昼間はとなりのT県に行きもう一回T鉱泉に行った。
そして夜俺らはホテルからH病院へと向かった。 ありがたいことにH病院の立地は非常によく駅の目の前だった。
H病院の隣の温泉に浸かり、ご飯を食べようと思ったが何故が5時で終わっていた。
ご飯が食べれなかったことに不満を言いつつ温泉を後にし、その温泉の駐車場でNさんと合流しH病院へと向かう。
H病院は病院ということもあり今までのどのスポットよりも怖かったが特に心霊現象などは起きずに終わってしまった。 Nさんとお別れして電車でホテルまで戻って本来ならそこでゲームして寝るつもりだったが、俺は特に動き回っていたので汗をかいていた。
ホテルにも申し訳程度に大浴場?はあったので大浴場に行くことにした。
俺「俺ホテルの風呂入ってこようと思うけど行く人いるー?」
H「僕行こうかなー」
A「じゃあ僕も行くー」
この3人で大浴場に行くことにした。
そして事はこの大浴場で起こり、ついに幽霊を見てしまうことになる。
大浴場は一階にあったため一階まで降りて脱衣所に入った。 俺「お、誰もいないな。」
A「貸切じゃんやったね。」
H「あ、ここで洗濯とか乾燥とかできるんだ。」
俺「あーなんか部屋で見たやつな。俺割とやろうかな思ってるわ。ゆーて数百円だろ?」
H「でもこれ洗剤自分で買わないといけないみたいだよ。」
俺「マジかーじゃあいいかな。」
A「洗剤買わないといけないならねー高いし荷物も増えちゃうわ。」
俺「まぁ自分で持ってこればいいのかな。」
H「でもこれ誰も使ってないねw」 そんな会話をしながら服を脱いで大浴場へと入る。
案の定大浴場にも誰もいなかった。
俺らはさっさと髪と体を洗い湯船に直行した。
俺「あー1日の疲れが取れるわ〜」
俺「てか俺らがホテルとか旅館の大浴場来ると大体貸切になるよなーw」
A「まぁ時間が時間だからね〜」
H「あ、でもさっき脱衣所におじさんいたからもう少しで入ってくるよ。」
俺「マジ?俺らの貸切が〜w」
そう言って湯船の中から立ち上がり扉越しに脱衣所の様子を見る。
俺「あれ?誰もいなくね?」
H「いやさっきいたよ。服脱いでたし。」
俺「いない気がするけどなぁ」 そう言って俺はちょうどタオルを忘れていたこともあり脱衣所へと戻ってみる。
誰もいない。
俺「ほらやっぱ誰もいないって〜」
H「いやマジでさっきいたぞ?」
A「あー洗濯しに来たんじゃない?」
それで俺たちは納得しそのまま脱衣所へと出た。
そしておかしいことに気づく。
洗濯機を使いに来たのなら洗濯機が回っているはずだ。
しかしどの洗濯機も空で回っていない。
洗濯しに来たのを取りに来たのだとしても俺らが最初に1つも使われていない事は確認している。 俺「やっぱおかしい!幽霊じゃないか?これ。」
A「あ、トイレしてるんじゃない?」
確かにこの脱衣所にはトイレがあったのでおじさんはそこに入っているのだろうと思った。
俺「なんだよ〜幽霊じゃないのか〜」
俺「ちょっと期待したのによ〜」
その時、 ガチャガチャガチャ!!ドンドンドン!!!
トイレのドアから音がした。
俺はトイレに入っているおじさんが自分のことをいかにも幽霊のように話す俺に腹を立てているのだと思った。
今考えれば普通に失礼だった。
俺「あ、ごめんなさい。」
おれはおじさんに謝罪しその後は黙読と着替えていた。
するとHが、
H「このトイレ、鍵かかってないよ。」
俺「……まじ?」 俺はこの時もうトイレの中を確認する気満々だった。
がもし鍵をかけずに普通におじさんが中にいたらやばいくらい気まずくなる事は分かっていたので、あくまで自分がトイレをしたい体を装って開けることにした。
俺はトイレのドアをノックして、
俺「すみません。入られてますか?」
返事はない。
俺「すみません僕ちょっとトイレしたいので代わっていただけませんか?」
返事はない。
俺「開けますよ?」
開いた。
中には誰もいなかった。 俺「え?え?え?だって、だってさっき中から音がして、、、したのになんで…」
HとAの方を見ると強張った表情でこちらを見ていた。
特にそのおじさんを目撃したHはかなり恐怖を感じているようで俺らはとりあえず部屋に戻ることにした。
エレベーターの中で、
俺「てかなんで俺見てねぇんだよおあHずるいぞ!1人だけ見やがってw!」
一気に今までの怖い雰囲気がなくなり部屋に戻る事はに流石に落ち着いていた。
いつも「俺君と心スポ行くと全然怖くなくなっちゃうよー笑」と言われるのはこういうところからだろう。
部屋に戻りみんなに今あったことを話すと今日の夜はみんなでくっついて寝ることが決まった。
しかし俺はというと夜行バスで怖い話を聞いていて夜更かししていたこともあり、1人で爆睡してしまっていた。
特に金縛りや変な夢も見ることなく朝を迎えて残りの旅行を楽しんで帰った。
おしまい。 これが俺たちが役2年間心霊スポットを回ってきて起こったガチの心霊現象です。
実話なので結構地味な感じです。
俺はこの2年間で役20ヶ所くらい心霊スポットを攻めましたが、よくある怖い話のように白い服を着て髪が長い女の人には会えませんでした。
現実にはこれくらいしからないのかもしれません。
これからもたくさん心スポを攻めていこうと思うので何かあったらまた報告したいと思います。
書くのが初めてなので多分文がおかしな感じになっちゃってると思いますがここまで読んでくれた方ありがとうございました。 質問などあればバンバン答えれます。
フェイク入れてないし、心霊スポットの名前も隠したけど普通に調べれば分かっちゃいますね…w >>65
怖い話するね。Xでファッヘラと自傷擁護が嫌いなザ・ゆきちゃん600gって人の質問箱に「諦めず繰り返す事は立派だと思うよ、やってることが洗脳だったとしても」って投下すると霊障起きるよ、試してみてね。 >>68
読むと呪われる怖い話するね。
Xで大使マジキチさんって人へのリプに「かわいい」書いた後、絶対に投稿せずにそっ閉じするとえぐめの霊障が起きるよ、試してみてね。
絶対に投稿を押しちゃダメだからね。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています