それからそんな日常のふとした出来事の予知夢を見ます。
特に印象に残ったのは高校入試を控える半年ちょっと前です。
俺は判定も悪く、志望校に受かる可能性は低いと思っていたそんなある日の事です。
また鮮明に残る夢を見ました。
そこは見知らぬ体育館で体育座りをし、写真撮影の順番待ちをしていました。
夢の中で出てくる顔は全員知らない人ばかり。


それから第一志望校に無事合格し、入学式から少しだったある日。
生徒手帳の顔写真の写真撮影を行う事になりました。
そこでの体育座り、見知らぬ顔。
見ていた景色、方向。
全てが夢と合致しました。