ライバル企業を出し抜くことにより、より多くのシェア・資本や資産を独占しようとする経営者が必ず現れます
某コンビニチェーン店の、上げ底弁当容器などは、その顕著な例でしょう
競争の激化が発生すればするほど、その商品や企業の関係者達の心労は増大していくのです
仮にどこかの大企業が一人勝ち状態になり、シェアや富を独占したとしましょう
この事により、全国民の生活が豊かになると思いますか?
富の偏在が発生する事により、国家全体というマクロな視点で見た際には、絶対に幸せには
なっていないはずです
今以上に少子高齢化に拍車が掛かることになり、その一人勝ちしたはずの企業の商品を購入することが
出来る人間の数が減ってしまうのです
全ての人間が、その新技術や新商品を、享受・獲得するためのお金を持っているわけではないのです
これは当たり前の話ですが、富裕層とはいえ、1日に5回6回食事をするわけでは無いのです
富裕層とはいえ、自由な時間を無限に捻出できるわけでは無いのです
商品を購入してもそれを使う時間が無いのであれば、誰もそれを買わないでしょう
つまり結果的に、シェアを独占していたはずの企業の業績も下がってしまう事になるのです