蠅の象徴
蠅は死体や腐った肉から自然と蛆が湧き、そこから蠅になる。
このことから、「蠅」は「死から湧き上がる生命力の象徴」と考えられる

また、バアル=ゼブル地方では「霊魂の神」とも信じられていた。
理由は「蠅などの羽虫がカナン人の魂を運ぶ」という地方の言い伝えからである。
このことから「バアル=ゼブル」を「霊魂の神」=「蠅の王(神)」とも呼ばれていた説が存在する。
そのため、「バアル=ゼブル」は元から「蠅の王」であった可能性もあります。