お婆さんは私を扉から出るように促し、一輪の花を渡してくれました。
そこには扉があり、私はそこから出ました。
扉から出る時、聞こえた言葉は、今も忘れられません。

『くそぉ!逃がしたァァァァ!!!』

あのアナウンスの声でした。