鵜呑みに出来ないと言いたくなる気持ちは分かる
霊感のある人の体験談は聞き手・読み手にとって面倒臭くもあるからね

聞き手・読み手には怪談師・作家を「この人は本当の怪異を語る・書くに違いない」と前のめりに信じる瞬間がある
(ロックや夜馬裕はこの傾向が強い)

その上で怪談の要素に自称霊感持ちがあると、体験者を「本当に能力のある人なんだろう」と鵜呑みする必要がある
(ナナフシギの怪談はこの傾向が強い)

これが面倒臭いんだよ
ただ怪談を楽しみたいだけなのに、楽しむために見たこともない誰かを信じるという余計なタスクが必要になるからね