そして開けた場所から雑草の中に入るぐらいの頃、おじさんが急に怖い顔になり追いかけてきたそうです。
姉は必死に私の手を引きながら、そのおじさんに向かって馬鹿!とかあっちいけ!とか子供ながらに思いつく限りの悪口?を言って追い払おうとしたそうです。

そして元のけもの道に戻れそうというところでふと振り返ると、雑草越しになんだか悲しそうなおじさんの顔が見えたと言います。


その後は真っ直ぐ家に帰ると母にあったことを話し、私がもう二度とあの場所へ行きたいと言わないように親にも沢山叱ってもらったそう。


姉も私もお互い成人して、実家でご飯を食べている時にこの話を聞かせてくれました。
私はさっぱり記憶にないので、不思議なことがあるんだなぁぐらいにしか思えなかったのですが、それが一体なんだったのか気になり書き込んでみました。