統一教会に関してカトリックの立場はこれ

カトリック中央協議会
世界基督教統一神霊協会に関する声明
1985/06/22

(1)私たちの信仰によれば、キリストは神のみことばであり、神の啓示の完成者です。
  彼らによりますと、キリストの啓示は不完全で、新たに神から遣わされた文鮮明師こそ
  すべての啓示を完成する真のメシア、最後の救い主ということです。

(2)私たちは、キリストは人となった神であり、そこに天のおん父の私たちに対する極みのない愛があることを信じるものですが、
  彼らは、キリストが神であることを否定し、ただの人間にすぎないとします。

(3)私たちの信仰は、キリストの十字架が私たちの罪をつぐなう救いであり、恵みの源であることを宣言しますが、
  彼らは、十字架が失敗と敗北にすぎなかったとします。
  そのために、文鮮明師が神から真の救い主としての使命を授けられたというのです。

三、このように世界基督教統一神霊協会は、私たちの教えにはっきりと相反しますので、

 私たち日本カトリック司教団としては、この世界基督教統一神霊協会のいかなる運動や会合などにも関与しないように注意を促したいと思います。

https://www.cbcj.catholic.jp/1985/06/22/4022/