比木神社に祭られているのは福智王とせず、「異国の大将軍」であると地元民は述べる。 著者はそれを誤りとし、祭神である大己貴命が、国譲りの後にこの地で蟄居したためであろうと論じる。 神輿の巡行については、大己貴命が独り日本国に留まって経営を続けたことに由来するという。