それからまた何度目か会って遊んでいた時にその王子様が緊張したように話を始めだして「俺の所へ嫁いでくれないか」と言ってきてました。

「嫁ぐ」という言葉自体リアルで聞いたことも無かったですし、自分がまさかそういう意味で言われるとは思わなかったので別の意味だと思ってました。
私はよく分からなかったので断りました。
「すぐには来なくてもいい、ただ側においておきたいんだ」と言われて、嫁ぐの意味はよく分からないままでしたが「そばに置いておきたい」と言う言葉で「もしかしたらそう言う意味なのかも」と思い、その頃には別にその人に対する否定的な気持ちも無かったですし、相手の真剣さとか緊張?が伝わってきたので「わかった」と言いました。