暫く歩いて、安心したからなのか、脚がガクガクと震えて本格的に立てなくなってしまいました。
怖かったと思いまた泣いていると、後ろから聞いたこともない王子様の怒鳴り声が聞こえました。
「お前らは何をやっている!あのこを生け贄にしようとしていたのか!?」と言っていました。
その時あらためて、やっぱり私の味方は王子様しか居ないんだと思いました。