あんな危ないものに1人で対処しようとしている王子が心配で振り返ると、王子様は優しく微笑んで頷いていました。
よろよろと震える足で歩く私の横を沢山の人が通り過ぎていってました。
皆は王子様の方へ慌てて駆け寄り王子様に対して
「ここで何をやられているのですか!そこから離れてください!」とたくさんの声が聞こえました。