顔を上げると、やっぱり王子様がいました。
後ろは異様に騒がしかったです、危険な場所に王子様が居たからなんでしょうが。

「ここから出て、そこの廊下を左へと歩いて一番奥にある扉を開いて、また廊下を歩いて一番最初にある部屋で待っておいて」と優しく言われてその通りに逃げました。