前述のトドメノフミには謎かけの文章が記されている

「時節来たりて幕が開く、三千年の序幕なり。
人が神なるこの度の三千世界の幕明けは、火の雨降らす大洗霊、岩戸開きのその時は人が神にて現われん。
この事シカと申したらシカとわかりし者たちとシカとわからん者たちぞシカと分かれる時期と知れ利他の愛、栄える世界ぞ築かんと泣く泣く踏絵ぞした者と、自己の愛、我こそ救うてもらわんと、平気で踏絵ぞした者がシカと分かれる時なりと、金神シカと申したぞ。
天に召されしその方のお名前知らぬと言わせぬぞ。
ご召名、知らぬなりとは言わせぬぞ。
キリストの再臨の謎、解くるなり、ほどなく謎ぞ解くるなり。
大神様のお出ましを一身賭して食い止めた尊きお方の論功を、切りの主徒(スト)ぞと申すぞよ。
ヨハ子、ヨハ子は黒ネズミ、キリストならば白ネズミ。
この謎ほどなく解くるなり、この謎ほどなく解くるなり。」