五、マソンは猶太(ユダ)結社
指導権を握るユダヤ人
Dあなたは、フラン・マソン結社は猶太(ユダ)結社だとおっしゃいましたね。一体彼らのうちにどのくらいユダヤ人がいるのでしょうか?
Rそうですたくさんいます。もし゛France Catholique フランス カトリック゛の編集者ヴェラックスを信じるならば、フラン・マソン結社内のユダヤ人の割合は70%であります。(1932年4月号の『フランス・カトリック』参照)
したがって現在のフラン・マソンの創設者がユダヤ人であるといっても過言ではないのです。
Dしかし私は長い間ロッジュはユダヤ人を避けてきたように聞いていますが?
Rそうした傾向がなかったとは申しません、しかしユダヤ人は、キリスト教徒とか、ゴイ(ゴイム)の全然混じらない特別なロッジュを持っているのです。それはブナイ・ブリスと呼ぶロッジュで、フランスではパリのブランシュ街一番地にその道場を持っています。(1932年の増設)
(現在有名なブナイ・ブリスは、NYのユダヤ人コミュニティーの相互扶助組織の名称)
Dユダヤ人は現在のフラン・マソンの指導者だと申しますが、それは確かですか?
Rそれは確かです。
Dそれをひとつお話し願えないでしょうか?
R喜んで申し上げましょう。まずベルナール・ラザール(反ユダヤ主義の批評家)の言葉から始めましょう。
『フラン・マソン結社の幼児期にユダヤ人、古い儀式を持ったユダヤ人がいたことは確かである…。そのユダヤ人たちはWeishauptとMartinez pasqualis(神学者)を中心として集まっていたので、それはポルトガル生まれの、一ユダヤ人がフランスのイルミニストの団体を組織してその会員を募集したものなのである。…」(B・ラザール『ランティセミティスム』339-340頁)
またユダヤ人著述家ラビ・ベナモツエックは次のように書いています。(『イスラエルとその人間』171頁)。