時にサムエルは言った、
「わたしの所に
アマレクびとの王
アガグを引いてきなさい」。
アガグは嬉しそうに
サムエルの所にきた。
アガグは
「死の苦しみはきっと過ぎ去ったのだ」
と思った。
サムエルは言った、
「あなたの剣は多くの女に子供を失わせた。
そのように
あなたの母も女のうちで最も無惨に
子供を失う者となるであろう」。
サムエルは
ギルガルでヤハウェの前に、アガグを寸断した。
そしてサムエルはラマに行き、
サウルは故郷のギベアに上って、その家に帰った。
サムエルは死ぬ日まで、
二度とサウルを見なかった。
しかしサムエルは
サウルのために悲しんだ
またヤハウェは
サウルを
イスラエルの王としたことについて考え直された。
(サムエル記上)