その後葬式を身内で終わらせてある程度ひと段落したころ、俺は金縛りに悩まされるようになった
金縛りは霊的なものじゃないとわかっていても、悪夢にうなされそのたび金縛りになる、それが毎日続きまいってた。
悪夢の内容は毎回曽祖母が出てきて罵詈雑言を浴びせられる。鬼の形相で。
ある日金縛りにおびえながら布団に入ると、その日は珍しく悪夢を見ずスッと眠れた