言葉は現実の鎖

初めは深く潜れたものが、徐々に浅い潜りしかできなくなっていく。
そしてこの幻視から得た事を自分はパソコンに日記の様にまとめていた。

それをやり始めてからというもの、見たものを言葉に変換して忘れないように気を配っていた。
これらは夢の様なもので、肉体記録されないものなので忘れるのが早いのだ。

これを見た後に体験したことを文書に書くと意識していると深く潜れなくなった。

どうやら言葉を意識することは現実に帰る行為らしい。
自分はこれらはもう見ることは無いが、仮に瞑想等でこの様な世界を見たい場合、一旦文字から離れる事が重要なのだろうと感じた。

恐らく深く潜れば潜るほどに原始的な状態になるのだろう。
言葉があると現在に戻されてしまう。
感じる事と、これらは忘れてしまっても良い事、意識しないことが大切なのだと感じた。