母親に話すと、

「うんうんそんなことがあったんだね。怖かったね。」と優しく聞いてくれて安心したの覚えてるよ。
理由は分からないけど。

「ちょっとまっててね」と言うと

母親はどこかに電話をかけ始めた。
十中八九O男さんに掛けてるんだろう。

俺はリビングにいて 母親は家電のところでかけてたから会話の内容は聞こえなかった。

5分くらい話したらリビングに戻ってきて
「O男さんのところに明日行くよ」と

こうなるんだろうなとは思ってたけど、O男さんのところ行ったら大丈夫だろうっていう安心感があった。

その日は 明日も早いからと母親に促されて早めに眠った。