ひとりかくれんぼはぬいぐるみの綿を抜き米と自分の爪や髪を入れて始めるのが普通なんだけど
当時ぬいぐるみの代わりに生きてたものの死体でやってみるってアレンジもあったんだよね
さすがに生きてたものを自分で殺すとかする人はいなかったけど豚肉に割り箸で手足つけてたりして米入れたり
イカのわたをとって生米詰めたり(イカめしじゃんとか突っ込まれていたような)する人はいた
イカの人の実況はわりと怖かったような感じだったので
私も生魚買って来てやることに決めたんだよね
手のひらよりちょっと大きい魚で
それで手足に見立ててヒレの辺りと尻尾ちょい上辺りに
バーベキュー用の鉄串ぶっさして貫通させて手足作り
わたを抜いて米と自分の爪、髪と自分の血のついた綿花も入れて赤い糸で縫えなかったんで魚を丸ごとぐるぐる巻いて縛って人形を完成させた
生臭いしかなり不格好だった
名前はさかなちゃん