ここからはMの話を聞いた私の勝手な想像になるのですが、
まず、Mが見た“何か”はこちらにお尻を向けていたのではないでしょうか。
だから向こうはMとKに気づいていなかった。
そしてMが2回目に道を見失ったのは、いつもの道がその日その時だけ、
異界の道になっていたのではないでしょうか。
すると、Mが見た“何か”は異界の生き物で何か用事があって此方に来ていたため
道が開いていた。
だから兎はそれ以上進んではいけない、と止めてくれていたのではないでしょうか。
兎の解釈についてはMも同じことを考えていたそうです。
しかしKは、あの黒い“何か”のところへ戻らせようとしてたのではないか、と言っていたらしいです。