FAQ

Q:原爆で地面に人影が焼きつけられたというのは本当ですか?
A:「人影が焼き付けられた」と言われている石は旧日本銀行広島支店の
  正面玄関石段(花崗岩)に残っていました。
  現在、石段部分は保存され 広島の原爆資料館に展示されています。
  ちなみに影を残した女性は投下数分前に現場を通った知人(生存)に目撃され、
  ほぼ氏名が確認されています。
  (この人は遺体を搬送されており、蒸発したわけではない)
  また 最近の学術調査で、影の成分が石の成分変化でなく、炭素系物質である
  ことが確認され、「影」ではなく人体の溶融物ではないかと考えられています。

Q:原爆で人は蒸発するのですか?
A:広島・長崎型の初期型核爆弾ではしません。
  ただし爆心直下で外に出ていた人は致死量の放射線を浴び
  即死する可能性が極めて高いです。

Q:爆心直下にいたのに命拾いした人がいるというのは本当ですか?
A:爆心地(島病院)の元安川をはさんだ対岸にある燃料会館
  (現・平和公園レストハウス)に勤務していた野村英三さん(当時47)は
  被爆当日の朝出勤し、原爆投下時にはたまたま書類を取りに
  地下室に下りていて熱線や爆風を直接浴びることなく命拾いしました。
  地下室は非公開ですが現在も保存されています。