祭神
えびす大神(西宮大神・蛭児命) - 第一殿・主祭神。
天照大御神 - 第二殿。
大国主大神 - 第二殿、明治初年に配祀。
須佐之男大神 - 第三殿。

祭神の蛭児命は伊弉諾岐命と伊弉諾美命との間に生まれた最初の子である。しかし不具であったため葦の舟に入れて流され、子の数には数えられなかった。ここまでは記紀神話に書かれている内容であり、その後の蛭児命がどうなったかは書かれていない。当社の社伝では、蛭児命は現在の神戸沖に漂着し、「夷三郎殿」と称されて海を司る神として祀られたという。