神々からのメッセージ内、今月7月の教え。

「刻々と時が進むさなかに、人類もまた、次の時代へと果敢なる“一歩”を踏み出さねばなりません。

総じて今や人々が抱える、立ち向かうべき課題は、すでに一山(ひとやま)ではありません。

立ち向かうべき物事にも目を背け、明日へ明日へと先延ばしにしたことの積み重ねは、もはや先延ばしにできぬほどの大きな歪(ひずみ)として、現にこの地上の随所に現れているのではないでしょうか?

何か良き手立て、奇跡のごとくの解消はと、時に人は思考を壮大に膨らませます。

ですが、何事もけして一足飛びにはまいりません。

山積する人類の課題に、ただ恐れおののくのではなく、その(課題の)積み重ねもまた、一つひとつ、じっくりと時間をかけ降ろしていく(=解消していく)感覚を、あながたには是非お持ちいただきたいのです。

まさに、“千里の道も一歩より”の言葉通りに、人間の一歩はわずかではありますが、何よりも確実な一歩となりましょう。

人類の途方もなき大きな課題も、そして一人ひとりの人生における日常の問題も、どれもみな、一歩の弛(たゆ)まぬ連なりにてこそ解消される、それ以外にはあり得ません。

これまでに生きた先人たちの歩みの末に、あなたが今こうして地上に生きるならば、その先の歩みは、あなたに任されているーーー この自負をしっかりとお持ちなさい。

果敢なる、尊き一歩を地上に刻むのは、他でもないあなたなのです。」