「大の里」は先代師匠が私が出世した時につけようとしていたしこ名候補の一つで、私自身も横綱や大関になれる可能性のある弟子が現れたら授けようと温めていた。大正から昭和初期に活躍し、「相撲の神様」と呼ばれた元大関の「大ノ里」に由来する。