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海洋汚染
海洋汚染とは、人間の手によって海に廃棄された石油、ごみ、生活排水などの物質が海域を汚染し、巡り巡って海洋生物たちの生態系のバランスを脅かす現象のことを指します。

海の中に廃棄された物質が蓄積されていくと、魚などの生物たちは産卵する場所を失くし、また誤ってゴミや油などを飲んだ場合はそのまま命を落としてしまうケースもあります。
その結果海洋生物たちは減少し、漁業は衰退の一途を辿るなど、広範囲に甚大な被害が及ぶことになります。

そして現在、海洋汚染において最も問題視されているのが「マイクロプラスチック問題」です。
マイクロプラスチックの正体は主にペットボトルのふた、ストロー、ビニール袋だと言われています。
衰弱死した海洋生物の胃の中からこれらのごみが出てきた…といったショッキングなニュースは、残念ながら少なくありません。

環境省によると、もしこのまま海洋汚染に対して何の対策も取らなかった場合、2050年には海洋生物よりもゴミの方が多くなっている可能性が高いということが分かっています