何も無い空間に1人の少女が現れた。下ろし切った長髪にそばかすが目立つだが、笑顔は素敵などこにでも居そうな女の子「僕、神様だよ」「は?」その信じられない第一声に素っ頓狂な声が出た「僕神様なんだよ」神々しさの欠片もないその姿も相まって理解した瞬間笑い転げていた。あんなに笑ったのはエンタの神様のコロチキのテニスぐらいだ。笑い転げていた俺をニコニコと微笑みを浮かべる自称神だが、突如として息も出来なくなるほどの殺気を感じて押し黙る。