古代メソポタミアで成立したシュメール・アッカド系神話は、最古の神話です。
多くの神々が描かれた神話の、事実上の最高権力者がエンリルです。

エンリルは古代オリエント文学の最高峰『ギルガメシュ叙事詩』において、女神イシュタルを罵倒し英雄ギルガメシュを罰するなど、気性の激しい神としても描かれます。

大気・嵐の神であり、創造神、そして都市の守り神ともなったエンリルをご紹介しましょう。