「やばい」とはっきり感じた俺は猛スピードでドライブインの建物の裏を引き返した。何度か排水管?みたいなパイプにぶつかりそうになりつつも、元居たベンチ側に抜けたと同時に何かにぶつかり、「あああああ!」と叫んでしまった。「何?何?え?」と突然ぶつかってきて叫び出す俺に混乱していたのはAだった。