名前を聞くと「しゅてんっていうからしてんって呼んで」と言われた

たぶん俺が酒呑って言えなかったからだと思う

酒呑とはよく積み木とかおもちゃで遊んでた
普通に遊んでる時は楽しかったけど酒呑とは約束があった
それが「親には自分の話を絶対にしない事」

子供ながらに話したら居なくなる気がした

当の酒呑は両親が家に帰るといつの間にか消えて居なくなった

何故か当時の俺は酒呑は近所に住む謎の幼なじみだと勝手に勘違いしてた