今まで一度も書いたことがない話だけど、
中学生の頃に、寝れなくて深夜にテレビを見ていたら、
まあなんというか、どこからどこまでが本編で、どこからどこまでが、
放送用語でなんていうのか知らないけど、次回予告や、このあとは、みたいなやつなのかがよく分からない、
わちゃわちゃしてる低予算のテレビを見ていたんだよ。

そうしたら、今まで書かなかったのは、話として他人に話すのが、組み立てるのが難しいからというのも一因なんだけど、
当時から芸能人には疎かったからなおのこと分からんけど、芸人だか俳優だかタレントだか誰だかまったく分からんし覚えていないけれど、

しかも、既述の通り、わちゃわちゃしていて、どこが本編、どこが前回のおさらい、どこが次回予告あるいはこのあとは...なのか全然分からないし、
CMばっかりで、実際の番組本編は引っ張って引っ張って、ごく僅かしかない低予算の深夜番組。

だから、まったく前後不覚というか、どんな感じで見たのか思い出せないけれど、
たぶん、怖い話、をその番組でやっていて、
芸能人の誰それが経験した、怖い話、みたいな感じで、
「モザイクの男」などという話を、数秒間か十数秒間だけ言ってたんだよ。ナレーションと再現VTRだけだから、具体的な本編は見ていない。

その、「モザイクの男」は、幽霊とかの類ではないと思われるが、現実の人物的存在だと思うが、
その芸能人の方がその男に会った際、顔にはモザイクがかけられているように見えて、
声もボイスチェンジャーで低音または甲高い声に聞こえる、
実際の顔や声を知ることはできない、
みたいな怖い話を示唆する、放送を見た。

いまだに、あれは何だったんだろうと思う。
現実にだよ。現実にダブって、肉眼でその男を見て出会った際に、顔にモザイクがかけられているようにダブって見えたのだ、みたいな話。

意味不明でしょ?かつ、他人に要領よく理路整然と話すことも難しい。